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2013年10月18日金曜日

スニーカーの偽物について。。。15年ほど前の Super Star 黒白Fakeなどのお話



こんばんは。


更新ネタは何にしようかなぁと思っていたんですが。。。


相変わらずなくなりませんね、スニーカーの偽物。
(なんか唐突だなぁ、おい)


最近も時々見かけるのでちょっと話題にしてみました。




先日エアジョーダン1の94年復刻をオークションに出品したんですが、
これの偽物も古着系・ホビー系リサイクルショップでよく見かけます。


わたしのまわりではジョーダンシリーズは1、10、11の偽物をよく見かけます。


1は94年の復刻だけでなく、最近のかかとにジャンプマンマークの入った復刻でもありました。
ご注意ください。

1の94年復刻はかかとの補強革の形が全体にまるっこかったら多分アウト。
(前の更新で嫁に出したわたしの94年復刻を見てみて下さい)
それで多分そういうものはスウォッシュの素材も縫い付けも雑なはず。


最近のかかとにジャンプマンマークの入ったものの偽物は、
ヒールカウンターが柔らかくて、インナーのサイズ表記のタグのはりつけが雑。
全体に形も素材感もな〜〜んか、変、って感じがします。


一番最近見たものはウィングマークがジュエルになっている黒/青
(かかとにジャンプマンマークあり)


これはひどかったです。。。


どう見ても本革に思えない安っぽい素材のアッパー、ペラペラのインナーソール。
雑な縫製にジュエルのウイングマークは中のマークがずれてるし。。。



そこにはエアフォース1の白/灰の偽物も置いてあって、これもあからさま。



偽物全般に言えるんですが、素材が安っぽい、縫製・接着が雑。
(履き口からかかとのインナーの接着が雑で中のスポンジに手が届いたり)
あとタグの書体が変、接着剤のにおいが異常にキツい。。。などなど。


手に取れれば大概のものは見分けがつくと思いますが、始末悪いのはオークションと通販。
いずれも画像は本物を使っていて、届くとびっくり、というケースが多いと思います。


わたしも4ヶ月ほど前に勉強のため、オークションでAJ10の激安もの落札してみました。
ブルズカラーで新品で6,000円くらいだったと思いますから、
間違いなく偽物。まあ、すぐに返せばいいし、ちょっと見てみたかったし。


もうそれは、かなり立派な偽者。『よく出来た』とは言いません。
だって『よく出来てない』ものでしたから(^^)


あんな、ナマズみたいなAJ10はダメだ。。。


もちろんそれを確認してすぐにお返ししましたが。(変にゴネられることもなかったです)


防衛策としては怪しいところからは買わない、ということしかないでしょうね。


相場より安いものに手を出さない、も有効ですが、本物でも安く出ているものもあるし、
偽物でも高いものもあるので、もうそうなってくるとどうしていいかわかりませんね。


さて。。。


ここで、わたしが持ってるヤツのご紹介を。。。

Super Star Fake Black/White


なんか、これ載せるのってどうなのかなって思います。。。


でもヤフオク見ててもたま〜にこれ、出てくるので注意喚起ということで(^^)


15年くらい前になるでしょうか?


半分わかっててオリジナルがあまりに高くて買えないので、
ついつい手を出してしまったものです。当時の現行ものを買うよりは高かったです。。。
(当時の現行ものの定価は確か9600円くらいだったと思います)


当時本物だと平気で10万以上、未使用新品だと20万とかまでいったんじゃないかな?


んで、これ、


画像だけ見ると、なんかかっこいいでしょ? それっぽく作ってますからね。
でも革質は悪いし、ベロ・履き口・インナーソールの素材は全然違うし、紐も違うし。。。


ベロのプリント、履き口の内側のプリント、インナーソールに貼ってあるシール、
見ていただくとよくわかるんですが、どう見ても本物と違います。


あと、トウキャップとソールも形状が違いますね。
多分黒白のオリジナルはトウキャップはもうちょっとつるっとしてて丸い。
なんといいましょうか、放射状の線がこんなにくっきりしていないはず。
そして、ソールはこんなにつま先が反り上がってる印象はないと思います。
(多分90年代のアジア生産のものの部材の流用かと。。。)


で、今の他の偽物でもたまに見かけるんですが、この画像でわかります?
ヒールのパッチを縫い付ける目印の鉛筆の線がはみ出ています。
ステッチを入れるところなんかにも堂々と目印線が入ってたりします。


あと、この画像で見ると、ベロのスポンジがえらく厚いのがわかると思います。


ここで本物との相違点をまとめてみましょう。


◎タン(ベロ)の角がやけに丸くて厚みが分厚い。タンの白いプリントの角も丸い。
◎履き口のプリントが黒で必ずサイズはGB9.5(で、実際履くと27.0cmくらい)
◎インナーソールに貼ってあるシールの印刷がきれいで書体が丸ゴシック。


この辺がネット上の画像でも確認できる相違点です。
タン(ベロ)のプリントと履き口のプリントがネット上の画像ではわかりやすいと思います。


恐らく今デッド〜美中古で出てくると結構『いい味』になっちゃってると思うので、
ネット上の画像で見ると本物に見えなくもないので注意が必要です。


また、80年代くらいのアジア生産のナイキなどで精巧なFakeが、
特に人気のあるエアジョーダン1などでかなり流通しているらしいです。


正直この辺はユーズドだとかなり劣化もしていますし、ネットで見分けることは困難だと思います。
90年代に古着屋さんでAJ1のフェイクを見せてもらったことがありますが、
新品の実物を手にとっても本物か偽物かの判別が難しいものでした。


本物自体がアジア生産のものですので、そりゃわかりませんよね。


ですので、そこら辺のものはうかつに手を出さないか、ある程度偽物つかまされても
仕方ないという覚悟で入手するのが精神衛生上よいと思います。


所詮運動靴ですから、鑑定書や証明書がないところが靴好きにとっては頭の痛いところ。
ただ、たくさん靴を手にしていると、見たこともないモデルでも、
「なんか、おかしい」というのはわかってくると思うので、
好きな人ほど判別はつきやすいんじゃないかとは思います。


それでもわからない時は、手を出さないか、うちに帰ってネットで確認(笑)


何事もよく確認することが大切です(^^)




今日はスニーカーの偽物の話でした。

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