こんにちは。
サブ兼子供の遊び用に入手していたものですが、嫁に出そうかな、と思います (^^)
外観はかなり綺麗、トラ杢びっしりのチェリーサンバースト、フレット減りあり、です。
オークションは終了しました。
'02 Epiphone Les Paul Standard Cherry Sunburst Made in Korea ( "U" serial )
02年韓国製 エピフォン レスポール スタンダード チェリーサンバースト(Uシリアル)
なかなかのべっぴんさんです(^^) 表側全体像です。
材はあっちこっちつぎはぎですが、造りはしっかりしていますし、
接いではいますが、材自体は悪いものではない、という印象です。
ヘッドの画像。まだトラスロッドカバーに "GIBSON" の名前が入っている頃のものですね。
ネックの画像。フレットはローポジションに減りがありますが、
全体としてはまだまだ残りはかなりあります。
わたしも使っていたので、ちょっと低めの弦高設定にしていたためです。
いつも通りフレットは『ピカール』で指板はレモンオイルで磨き上げています(^^)
ボディのみの画像。トラ杢がびっしりで美人さんです(^^)
新品実売価格で5〜6万くらいのものだったと思いますので、
ハードメイプルのトラ杢ではありません。貼りかプリント、もしくはアガチス?かなと思います。
塗装の仕上げも良いものだと思います。
ヘッド裏の画像。シリアルがUから始まるので、韓国のUnsungでの製造です。
生産国とモデル名表示がシールになっていますね。
糸巻きも白っぽくくすんでいたので、できるだけ綺麗になるよう磨きました。
数少ない難点の一つとして4弦の糸巻きにちょっとぐらつきがあります。
そのため3弦解放を弾いた時のみ共振して糸巻きのビリつきがあります。
ネックの状態がなかなか良いので、フレットでのビビリはでていません。
現行を少し低めに設定していますので、6弦の15フレット以上は少しビビり気味、
ほとんど使うことのないポジションですので、ここは「あえて」の調整です。
ネック裏側の画像。レスポールなんですが、スカーフジョイントです(^^)
おまけに付け根の盛り上がってる部分も継ぎ足しで作っていて、
かなりネック材を節約していることが伺えますね。
ただしスカーフジョイントだから、継ぎ足しているから、サスティーンに影響がある、
ということは無いです。
むしろメインの87年より音が伸びるくらいです。
(メインはもうネックもフレットも要オーバーホールの状態なので...(^^;))
まあそんな造りのひどいものはGIBSONが出荷させないでしょうしね(^^)
ネック裏にはほとんど打痕はなく綺麗、反りもほとんど感じられないくらい状態は良いです。
ちなみにネックはギブソンの60年製のような薄いネックです。
リハーサルにも使用したことが無いのはこの辺が一番の理由です。
わたしはちょっと弾きづらいかな、くらいの太めのネックのレスポールの音が好きなので(^^)
ボディ裏側の画像。わたしは基本的にポジションがベルトのバックルより下、なので
ボディ裏面のバックル傷は非常に少ないです。コレは使用頻度も低いので余計に、です。
また、低く構える場合、トグルスイッチ裏側あたりの角の塗装が剥げたりするんですが、
わたしは大体シャツは外出し、なのでそこら辺もほとんど傷がなく綺麗です(^^)
ボディ上部の拡大画像。ネジにサビはありますが、PUカバーなども含めて磨き上げています。
トグルスイッチに接触不良もありません。しっかりしています。
ボディ下部の拡大画像。ブリッジ・テイルピースもピカピカに磨き上げました(^^)
もちろん弦高・オクターブ調整済です。Volumeツマミのガリはありません。
フロント、リアともにToneツマミにうっすらガリがありますが、気になるほどではありません。
自分では低めに設定しているつもりの弦高ですが、そこら辺の感じ方は人それぞれなので、
コレでも高い、と感じる方もおられるかと思います。
ジャックの拡大画像。ジャックもガリはありません。樹脂製プレートも損傷なし、です。
数少ない難点の二つ目、ちょうどフロントのToneつまみの真下くらいに大きな打痕ありです。
眼につく大きな傷というのは全体を見回しても、ここだけです。
弦のほうはクリーニングと調整で一旦全部外してしまいましたので、
普段メインのギブソンに張っているものと同じ GHS BOOMERS 009〜を張りました。
ネックが薄く、わたしのギブソンに比べると若干軽いボディ(それでも重い)のおかげで、
ポジションを低く構えて弾いてもとても弾きやすく、外観も良いギターです(^^)
また、調整中に気付いたんですが、わたしがメインで使用している87年のスタンダードと比べると
ピックアップの磁力は弱めです。古いギブソンのピックアップを模したものでしょうか?
音的にはネックが薄く、PUの磁力も弱めということで、
メインのレスポールと比べるとやはり軽い枯れた感じの音がします。
わたしは歪み専門(笑)なので、愛用のMesa/Boogie .50Caliber+で歪ませて、
87年製レスポールと比較するとGainで1目盛りくらい、
ToneはHighを中心に1〜1.5目盛り上げて弾いてみて、まあこんなもんかな、というところ。
弾き比べてみて案外メインのギブソンの抜けの良さに驚いた次第です(笑)
しかしEpiもネックさえ太い(厚い)ものであったら、
かなり好みの音が出せるではないか、という可能性を感じられるものです。
現行の中国製、インドネシア製のEpiは弾いてみてもいまいちピンとこないんですが、
Casinoもそうですが、90年代後半〜00年代前半の韓国製は悪くないと思います。
以上でした(^^)
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