音楽ネタです。
実は、こいつ、もう全然使ってなかったので、
オークションで売っぱらってしまおうと思い、動作確認のため音を出してみたんです。
「こいつは。。。いい。。。」
それが、こいつです。
80's Marshall Reverb 12(マーシャル リバーブ12)
あら、きれい。ネットの退色もほとんどない。
Lead 12という名品があったんですが、それのリバーブ付きモデル。
Inputが一つでOutputがLINE OUTとHEAD PHONEの二つになっているのも違います。
出力わずか6Wのトランジスタアンプなんですが、鳴らしてみると結構な音量。
Vol. 1〜1.5以上はちょっと家では上げられないくらい。
スプリングリバーブ標準装備でとてもよく効きます。(.50Caliber+より効く)
で、音はというと、
ちょうど、これもオークションで売ってしまおうかと思っていた、懐かしのディンキータイプ
YAMAHAのRGX-612JSの清掃・調整も同時にしていたので、これで鳴らしてます。
これがホントに80年代のJCM800そのまま。(に感じる)
パリパリのクランチ〜ディストーションサウンド。
HIGHは上げすぎない方がいいです。(MID、BASSはほぼfull、HIGHのみ6〜7.5くらい)
ミニアンプの割にスピーカーはセレッションの25cmと口径の大きいものが
搭載されていて本体もそれなりの大きさなので、低音が結構出ます。
で、JCM800同様GainをfullにしてもMesaのようなキメの細かい深い歪みは得られません。
が、その状態でも試しに使ったRGX-612JSなら、
巻弦は十分な迫力のあるバッキングプレイが可能です。
ソロでプレイン弦の上の方を弾くとやっぱり細くなってしまうので、
何かしらのゲインアップのアタッチメントを使用する必要があります。
わたしの場合、既に歪み系のアタッチメントは処分してしまったので、
BOSSのグライコ(得意技です)で、欲しい帯域(中域)を持ち上げて、全体も少し上げてやる。
おおっ
おお〜〜っ
おお〜〜〜〜っ
もしかすると、こいつは、
すごいアンプかもしれない。。。
若かりし頃、常用している練習スタジオがJCM800だったんですが、
HIGHを上げすぎて、しかも使い方もよくわかっていないOverDriveかましていたので
正直「あんまりいい音しねぇなぁ。。。」と思ってしまったのですが、
きっとあのJCM800もこういう使い方をしてあげると
かなりいい音で鳴ってくれたんだろうなと思いました。。。
これで歪み量やトーンをグライコでいじって弾いてみると、
Creamのクラプトンも、ゲイリー・ムーアも、ああ、マーシャルなんだな、
というのがすごく良くわかりました。。。
ストラト(Japanですが)で "BURN"なんて弾くと、気分はやっぱりリッチーです(^^)
弦1本1本の生々しさがつぶれずに伝わってきます ♪
これがあまりに良過ぎで、ここ数日これしか鳴らしてません(^^)
トランジスタのミニアンプでこれだけの音が出るというのは、
ちょっとアンプに対しての考え方を改めねばならんかなと思っています。
先日やはりオークションで処分したROLANDのCUBE20も
かなりいいアンプだと思いましたが、個性という観点からは
こいつにはとてもかなわないと思います。
長くなってますが、もちょっと画像を
裏側です。拭き掃除をしたら少し角の黒い塗装が取れちゃいました(^^)
スピーカーはセレッションのG10D-25というヤツが付いています。
ヤマハのステッカーが貼ってある正規輸入品ですね。
見えにくいですが、こんなところにシリアルが打ってあります。
Xから始まるシリアルなので、調べたら89年製のようです。
生産国表示は特別ないのですが、価格からしても英国製と考えてよいのでしょうか?
もう何と言いましょうか、「今まで、ゴメン!」って感じです。
もうちょっと鳴らしてやろうか、それともいい状態のまま放出した方がいいのか。。。
悩んでしまう一品、いや、『逸品』なのでした。。。
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