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2013年8月15日木曜日

それじゃあ、アンプの紹介も...Mesa/Boogie .50 Caliber + メサブギー .50キャリバー+ です。

こんばんは。


初めてのギター、エレキギター、現在使用のギターと来ましたので、
アンプの方も紹介したいと思います。

80's Mesa/Boogie .50 Caliber + Combo(6L6GC)with Graphic Equalizer



初代 .50 Caliberが不調になって、ちょうど2年前に入手したものです。

えっと、今回も長文注意、です。



初代 .50 Caliberは今を去ること25年程前、メインの87年製ギブソンレスポールを
入手後しばらくしてから入手したもので、ずーっとレスポールとコンビで働いてくれたものです。


しかし、寄る年並には勝てず、数年前から、音を出してから大体15分程経過すると
音がそれはワイルドに割れるようになり(ちょうどカズーで声を出すみたいな)
ライブの前半と後半ではノーエフェクトなのに大胆に音が変わってしまうということに。。。

我々のようなアマバンはだいたい3〜多いと7バンドくらい出演のステージが多いので、
ひとバンドあたり20〜40分程度の持ち時間と、それはそれで何とか保つし、
後半にワイルドに割れていく音というのも、面白いと言えば面白いのですが、
いつか直さないかんなぁと思って、ふと、ネットで見積りを取ってみたら。。。


「現物を見てみんことには修理代がいくらになるかわからん」と。。。


なんですと?


「症状を聞くと単にバルブの交換だけとかではすまないようだ」と。。。


まあ、真空管と、コンデンサーも当然、具(^^)は抜けてしまっているだろうから交換、
場合によったらトランスもダメかもとか考えたら。。。やっぱ、10万コースか?


こりゃ状態のいい中古見つけた方が安上がりかも。。。


で、探していて偶然、某リサイクルチェーン店で見つけたのが今の相棒。

外観も凄くきれい。多分わたしの先代みたいにあちこち連れまわされていない模様。
ちなみにキャスターは前オーナーが付けたもののようで最初から付いてました。



なんと、便利なことにグラフィックイコライザー付き !


んで、先代と違ってフットスイッチなしでもLead - Rythem切り替えできるように、
一番左のノブを引っ張るとチャンネルの切り替えが出来るようになってて便利!

あと、先代と違ってLeadとRythemの音量差を解消するLead Masterが付いてて便利!
(このモデルはGainを上げれば上げる程、Rythem Chの音がバカでかくなる)



ん?


先代はフットスイッチなしにはチャンネル切り替えできず、
LeadとRythemでえらい音量差があったってことの方がおかしい?


まあ、細かいことはいいでしょう。。。(細かいことか?)


これのグラフィックイコライザー、結構効きがいいです。がらっと音質変わります。


で、Lead Masterが付いてるおかげで、クリーンのGain量の調節は出来ませんが、
あのLead - Rythem間の大きな音量差は解消できます。



が、


どちらの機能も、実際にはほとんど使っていない。。。



グラフィックイコライザーは効きはいいんですが、入れるとなんか歪み方が不自然になる気が。。。
で、基本は歪みの音だけなので、Rythemチャンネルはハナからほとんど使わないし。


なんだよ、じゃあ旧モデルの初代でもいいじゃん、


と、思われがちですが。。。(がちってなによ?)



パワー管 6L6GC × 2 搭載っ !
『+』の意味はこれなのかっ!


実は先代の.50 Caliberはパワー管がEL84×4のモデルでした。


それはそれで、これと比べるとキメの細かい甘めの歪みがとても気に入っていましたが、
やっぱりMesa/Boogieですから、Markシリーズにも採用されている6L6GCでしょう。


某店店員
「あ、これ、メンテナンスに出したんですが、その輸送中にパワー管破損したので交換済です」
「純正管ではないですが、メンテナンス先でバイアス調整済です」


うん、

いいよ、ちゃんと鳴れば。


うん、じゃ、一応裏見て確認するか。


おお、sovtekか。まあよくわからんがあんまり高いものではないらしいロシア製。



うん、『sovtek 6L6GB』


ん?『B』?



『6L6GB』?


『6L6G。。。『C』で、ないの?


店員「真空管は中級クラスのものを取り付けたそうです」


ってか、Bだと定格低いんでW数足りねーんじゃねーの?
(後日ネットで調べてみたらこの管の最大は45Wくらい、
 Masterを上げすぎなければ、50Wのアンプなので大丈夫のようだ)


弾いてみたら、あら、いい音。


ちょっと固めだけど、すこーんと抜けのいい歪みです。ちゃんと先代のキャラクターもある。


いんじゃね?


と、いうことでその場でお買い上げ。(実は前から目をつけててお金は用意していた)


それからかれこれ2年使っていて、不満は全くありませんね。
先代よりちょっと重いのが不満といえば不満。


あと、今はそれほどではないんですが、何が共鳴するのかわからんが、
ボリュームゼロでもハウリングが出るという現象が起こることがあります。


リバーブが共鳴してしまうのか、なんなのか、音出してる時は大丈夫なのに。。。



それから、こいつを使うようになってから、ギターのボリュームがより効くようになりました。

先代はボリュームしぼってもあんまり歪みが減らず音もこもる感じになったんですが、
こいつはレスポールでボリュームを絞るとうまい具合に歪みが減って、
高音の抜けもそのままのいい感じのクランチサウンドというふうになります。


これもパワー管の違い?それとも先代のヘタりがひどかったのか。。。


しかし、このむき出しのパワー管は。。。
自分で車で運ぶにしてもちょっと気を遣います。



スピーカーは先代同様、純正のBLACK SHADOW
驚くことにその下に見える車の純正工具の袋のようなものがリバーブユニット。
こんなんですが、リバーブもちゃんと効きます。しかしすげーコストダウンだね。
(先代はちゃんとサイドに金属製ユニットがねじ止めされていた)


Morrisギターのモリダイラ楽器が代理店の時代ですね。
出力50Wのアンプの消費電力が175Wって、真空管アンプはロスが大きいんですね。

あと、シリアルNo.が入るべき部分に『CAL . 50』って刻印が笑えます。

だって、全部そうでしょ?
修理のときとか、どうすんだろ?


先代もそうですが、こいつもプリで歪ませる設計なので、
家で小音量で練習という場合でも十分使えます。小音量だと抜け悪いけどね。


小音量の場合は結構Trebleを上げないと抜けないですが、
ライブなどではマーシャル程ではないですが、逆にしぼらないとハイが出過ぎます。


ライブもリハも家の練習もこれ1台で済んでしまうので、
パワー管新品交換、メンテナンス済で税込み63,000円。


わたしにとっては満足のお買い物でした。


ってか、予算的にも選択肢が他にないしね。。。


MarkIIIはいいけど、同程度の状態を想定すると多分高いし。。。


まあ、いつかはMarkシリーズを持ってみたいですね。できればMarkIIIまでで。

IV以降はつまみもチャンネルも多すぎて使い方がわからんぽい(^^)



ということで、長ーい話におつきあいありがとうございました。

他に所有のフェンダージャパンのエスクワイヤーだとかGrecoの80年代ファイヤーバードはまたの機会に紹介することにします。


では!

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